ちょっと良い日のディナー@ L'Auberg'In
Bonjour!ソフィです。
ここ10日ほどブリュッセルは雲ひとつない晴天の日が続いていて、冬の間のどんより雨のお天気が嘘のようです。外に出かけるとクロッカスやら桜やらがイキイキと咲き始めていて、春を感じられることがとても嬉しい!
ただあまりに晴天続きなので放射冷却で朝晩は氷点下まで一気に冷え込むし、ふだんから乾燥している空気がよりいっそうカピカピに。
うちの湿度計はずっと25%前後。
私はどちらかというと肌が強いので化粧水も使わないしハンドクリームも必要ないのですが、さすがにたまらずオイルで応急処置。
髪もとかすたびにパチパチと静電気がひどいので、ヘアミストとヘアオイルでどうにか抑えようとしていますがあまり効果がありません…。
さて。
先日私たち夫婦の記念日があり、ちょっと良いお食事に行こうかということでこちらのレストランに初めて行ってきました。
公式サイト
L'Auberg'In - Cuisine française Woluwe-Saint-Pierre (Bruxelles) Belgique
ランチ 12:00-13:30
ディナー 19:00-21:30
土曜ランチおよび日曜祝日休み
予約推奨
Woluwe Saint-Pierreにある、L'Auberg'In というフランス料理のお店。一軒家のような見た目で、ガーデンテラスを通ってお店の中に入ります。
入った瞬間お店の人がとてもあたたかく迎えてくれて第一印象もとても良いです。お店のHPがフランス語とオランダ語のみだったので少し心配だったのですが、流暢な英語で話しかけてくれるのでホッとしました。(ただしメニューはフランス語のみなので、フランス語あんまり…というかたは事前にHPで予習していくと安心です。)
お店の内装はスタイリッシュというよりはトラディショナルで暖かい雰囲気。
そして特筆すべきなのが、お店の中心にある暖炉!
私たちは運よく暖炉の目の前の席になり、食事中もずっと暖炉の火を眺めていられました。
(実際眺めてたのは私だけ。夫は暖炉に背を向ける形で座っていたので振り返らないと見られず、残念がっていました。ごめんね。ありがと!笑)
そしてメニューを見ながら何を食べるか迷っているとき、あることに気づきます。
ジューーー……
どこかから音がする…?と思ったら、なんと暖炉の上に大きなお肉の塊が!
当初はプリフィクスのコース料理にしようかと思っていたのですが、これを見てしまったら食べずにはいられませんでした。
というわけで前菜。
鯛のタルタルとアボカド
鯛に脂がのってておいしい!
エメンタールチーズとスカンピのクロケットとクレソンサラダ
クロケットサクサク!
そしてメインの炭火焼きお肉!
シャロレー牛の炭火焼き(シャトーブリアンだよって言ってた)
ソースもついてきたけど、塩で食べると炭の香りが感じられておいしかった!
お肉の焼き加減はミディアムでお願いしたらけっこうお肉の歯応えがしっかり目になりました。それはそれでおいしい。
デザート。
タルトタタンの塩キャラメルアイス添え
アツアツのタルトタタンに、塩の効いたキャラメルアイス。最高!
ピーカンナッツとベイリーズのクレームブリュレ
おいしい!…けど、ベイリーズがけっこう効いてる。お酒に弱い人は注意。
どれもとてもおいしく、とても幸せな時間となりました。
お食事もさることながら、お店の人も(語弊を恐れずに言えば)とてもよく教育されているなという感じで、気持ちの良いサービスで感動。
今のところブリュッセルで一番最高なサービスを受けた気がします。
また、ある程度高い年齢層にもかなりウケるだろう落ち着いた雰囲気だったので、もし両親たちがベルギーに訪ねてきてくれるようなことがあればぜひ連れていきたいですが…気軽に来られる情勢ではないところが残念。
ベルギーにいる間にまた記念日などがあればぜひ再訪したいと思います。