Halle ハレに行ったらBRANDERへ!
Bonjour!ソフィです。
今日は前回からの続き。
sophie-in-brussels.hatenablog.com
ハルの森でブルーベルを堪能したあと、朝6時起きからのハイキングで少し疲れたのでカフェにでも行こうと思い、Halle ハレの町なかまで行ってきました。森から町までは車で15分ほど。
ハレに着いてまず感じた違和感が、町の中にまったくフランス語が見当たらないこと。
そう、ハレはフランデレン地域の中にあります。
ブリュッセルでフランス語オランダ語混合表記に慣れてしまい、さらに最近はフランス語を勉強して少しずつ理解できるようになってきていたので、同じ国の中でありながら100%オランダ語の状態にかなり戸惑ってしまいました。
ハレの町は聖マルティヌス教会を中心にこじんまりとまとまっていて、とても歩きやすく感じました。教会から少し南に歩くとマルシェが開かれていて(木曜・土曜開催)、お天気が良かったのでたくさんの人が買い物に来ていました。
そして私たちは目的のカフェへ。夫がGoogleMapで見つけて、ここ良さそうだねということでふらりと入ってみました。教会の向かいにあります。
BRANDER
コーヒーを飲むサルのロゴが目印です。かわいい。
朝10時過ぎに行ったのでまだあまり混んでいなくて、落ち着いた雰囲気がとても良かったです。
写真にはないですが、カフェスペースの横にはコーヒー関連のグッズも展示してあり、購入できるようになっていました。
私はホットチョコレート(カカオ70%)とアップルケーキにしました🍎
カップがころんとしていてかわいくて一目惚れ✨食器もお店のインテリアも、シンプルでありながらセンスの良さを感じさせるものばかりです。
朝からよく歩いたあとだったのでホッと一息ついていると、お店のオーナーさんらしき男性が気さくに話しかけてきてくれました。
「日本人?僕は日本に行ったことがあるんだよ」とのこと。「1995年、阪神大震災やサリン事件があった年。大変な年だったよね〜」と話してくれました。
さらに「私たちはブリュッセルから来たから町の中がオランダ語だけなのが不思議に感じる」と言ったら、「ここだけの話だけど、ここはブリュッセルとワロンに近いけどフランデレン地域だから、町では絶対フランス語を使っちゃいけないんだ!気をつけて!」とのこと笑。ワロンとフランデレンは絶対に相容れないようです。
その後もいろいろとおしゃべりさせていただき、日本が大好きでこのカフェにも日本の雑貨が散りばめられていること、カフェの2階は雑貨屋になっていて日本から取り寄せたものもたくさん売られていることを教えてくれ、2階の案内までしてもらいました。
そして私は出会ってしまいます。さっき一目惚れした、ホットチョコレートを飲んだカップ!
オーナーさんによると、大きさは3種類。(エスプレッソ<コーヒー<カプチーノくらいの大きさ)
ただし全部オーダーメイドで作ってもらっているものだから、安くはないよとのこと。(€28、€32、€38だったかな?)たしかにお手頃な値段ではない……。
でも裏にこのカフェのロゴのおサルさんがいたり、なんとも言えないころん感、上品なトリプルカラー……他ではなかなか出会えないような気がしたし、なによりオーナーさんと仲良くなったことでこのカフェのイメージが爆上がりしていたので、決心つけて購入してきました✨
買うときも、全部1点ものだから模様が少しづつ違うから好きなのを選んでいいよ!と、在庫を全部出して並べて見せてくれました。
(私が優柔不断でずーっとどれにするか悩んでたら、「家に帰ってやっぱり他の模様がいい!ってなったら交換してあげるよ!」とのこと笑。なんて優しいの!)
偶然入ったカフェで思いがけない出会いと思いがけない買い物をしてしまいましたが、心はとっても満足。
ハルの森に行った帰りはぜひハレの町に寄ってみてください。