嵐の中のジェントルマン
Bonjour!ソフィです。
少しの間ブログをお休みしていましたが、今日からまたゆっくり再開していきたいと思います。
基本的に、毎偶数日に更新していく予定です。よろしくお願いします✨
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さて、2月に立て続けにベルギーを襲ったストームユニス(Eunice)とストームフランクリン(Franklin)は記憶に新しいですが、昨日の日中も風が強いなと思っていたらストームディエゴ(Diego)が来ていたようです。
この影響を最も受けているのはイギリスで、北部は雪がすごいんだとか。(ブリュッセルも先週積もったけどね⛄️)モスクワよりも寒い!って煽ってる記事もあったけど、モスクワが-2℃でイギリスが-3℃らしいです……大した寒さではなかった😓
ブリュッセルは昨日は風が強かったものの午後は一気に晴れて、気持ち良いくらいの涼しさでした。
が!
夜になって一気に暗転。強風で外ではいろんなものが飛ばされている様子だし、窓に打ちつけられるパチパチ音が聞こえたのでまた雹が降ってきたかな〜?と思いながら窓辺に寄ると……
ゴミ箱がすっ飛ばされていました。
それだけでなく、倒れたゴミ箱のフタは風にあおられてパタパタと開閉し、そのたびに中のゴミが吹っ飛ばされていく始末……。
当然このままだと車は通れないので、徐行して避けていったり、イライラした様子で車から降りゴミ箱を蹴り飛ばす人もいました。
ごめんなさい。おもしろがって夫と大笑いしながら見ておりました。
そんな中、ひとつの奇跡を目撃します。
ゴミが散乱した道路とは反対側の車線を通った車がUターンして戻ってきたかと思うと、男性が車から降りて、ゴミ箱をすべて元の位置まで戻したのです。なんて丁寧な人だろう!と思ったのも束の間、彼はまた車に乗り込み、Uターンして、もとの道を走っていったのでした。つまり、ゴミ箱が散乱している状態を反対車線から目にして、それを片付けるためだけにわざわざUターンしてやって来たのです。
なんて心のきれいな人なんでしょう!
ゴミが吹っ飛んでいくのを見て笑っているうちは私は到底彼のようにはなれませんが、嵐の中でなんとも心温まる場面に遭遇し、またちょっとベルギーが好きになりました🇧🇪