SHIN HANGA を見に芸術歴史博物館へ
Bonjour!ソフィです。
冬時間が始まってそろそろ1週間。一段と日が短くなってきた気がします。昼間であっても太陽が上からではなく横から差してくるから常に眩しい!そうそう、冬ってこんなだったよねーと感じることが多くなりました。
さて、先週末のことですがサンカントネール公園内にある芸術歴史博物館 Musée Art & Histoire に行ってきました。ここでは10月から『Shin Hanga (新版画)』と題した特別展が行われています。
版画ってベルギー人興味あるのかな?しかも"新"ってどういうこと?と思っていたのですが、朝一で行ったにも関わらず意外なくらいの盛況ぶり。そして美術に詳しくない私でも楽しめる内容だったのでご紹介します。
芸術歴史博物館
特別展入場料 大人 16ユーロ
(常設展の入場料は10ユーロですが、特別展のみの入場なら16ユーロのチケットだけでOK)
30分ごとに入場者数制限があるので何時に入場するのかを選ぶ必要があります。オンラインでの事前購入も可能ですが、私が行ったときは現地購入で十分余裕がありました。
開館時間
火〜金曜日 9:30 - 17:00
土日 10:00 - 17:00
月曜定休
(2023年1月15日までの開催)
"新"版画
江戸時代に全盛期を迎えた版画=浮世絵が明治に入ってから衰退し始めたため、版画文化を再び盛り上げてついでに鎖国がせっかく解けたんだから海外にも売り出そう!という動きのもとで大正〜昭和初期にかけて作られた版画のことを”新版画”と呼ぶそうです。
こちらのサイトを読むとイメージがつかみやすいと思うのでおすすめします。
また、特別展会場に入ってすぐ右手のテーブルに冊子があるので忘れずに取りましょう。すべての展示の説明はこの冊子に書いてあります。逆にこれがないと、何が誰のどんな作品なのかわからないまま進むことになります。
4言語(仏蘭独英)あるのでお間違えなく。
版画の展示なら日本人が多いのかなと思っていましたが意外にも他に日本人の姿は見当たらず、版画の意外な人気にびっくりしました。
特に細かい図面を掘ったり刷ったりする作業を紹介している映像や、いくつもの色を重ねていって1枚の絵にする工程を説明している展示にはたくさんの人が集まっていて、みんな興味深そうに見ていました。
日本ではおそらく、大抵の小学校で図工の時間に版画を習うと思います。当時はまだ子どもだったので、版画という存在が日本固有のものだとか特別なものだという意識はまったくありませんでしたが、伝統文化を学ぶ機会を小学校で与えてもらっていたんだなと思うとなんて貴重な体験だったんだろうと思います。
もちろん、小学生の版画の技術なんてたかが知れていますが😂
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新版画鑑賞のあとは、サンカントネール公園隣のMerode駅の前にある Manhattn's Burgers でランチ。
私はGotham Burgerを頼みました。
バンズがふわっふわ!クリスピーなバンズが好みな人には合わないかも。私はこれはこれでアリだと思いました。が、けっこうなボリュームで1つ食べ切るのが精一杯💦
ちなみに一緒に頼んだユズレモネードがとってもおいしかったのでおすすめです!もう1杯飲みたかった笑。