パンチェッタ・カルボナーラ!の作り方
Bonjour!ソフィです。
先日Delheizeに行ったら、ハムやベーコンのコーナーでこんなものを発見しました。
パンチェッタ・カルボナーラ!
日本だとパンチェッタってあまりスーパーに置いていないからカルボナーラを作るときはふつうのベーコンを使うけれど、これはまさに本格カルボナーラのために用意されたパンチェッタ!
パンチェッタは豚バラの塩漬け。パンチェッタを燻製したものがベーコン。ベーコンのほうが肉と燻製の香りが強くてそのまま食べるのにはおいしいけど、カルボナーラの卵の香りを邪魔するからカルボナーラにはパンチェッタのほうが合うそうです。
というわけでお昼ごはんにカルボナーラを作りました。
パンチェッタ・カルボナーラ
材料(2人分)
スパゲティパスタ 160g
パンチェッタ 120g
にんにく 1カケ
オリーブオイル 大さじ1
全卵 2個
卵黄 2個
パルミジャーノ(粉末) 適量
黒胡椒 適量
- たっぷりのお湯に塩適量を入れて沸かし、パスタを表示時間より少し短めに茹でておく(私のパスタは9分表示なので8分半くらい)
- フライパンにオリーブオイルを入れて熱し、パンチェッタをカリカリになる直前まで炒めたらスライスしたニンニクを加える。ニンニクの香りが立ったらパスタの茹で汁をおたま1杯分加えて乳化させ、火を止めておく
- 卵とパルミジャーノ、黒胡椒をよく混ぜる
- 茹であがったパスタの水気を切ってから2のフライパンに入れ、3の卵液を加えたら一度ゴムベラで手早く混ぜる。卵液が均等に行き渡ったら火をつける(中火)
- 火にあてて温めたらコンロから外して底からしっかり混ぜる、また火にあてて温めたらコンロから外して混ぜる、を何回か繰り返して好みの粘度になったら出来上がり
カルボナーラあるあるですが、卵に火が入って固まってしまったらカルボナーラとしてはご臨終です。
火を入れすぎてぼそぼそにならないよう、2で火を止めること、4以降はひたすら手早く作業すること、出来上がったらすぐお皿に盛り付けること(先にお皿を用意しておきましょう〜)を心がけると良いですよ。
ちなみにパルミジャーノと黒胡椒の量は、こんな感じ。
私はチーズ大好きなので多めに入れがちです。
黒胡椒はしっかり目に効かせたほうが風味豊かになっておいしいです。
このレシピは落合務シェフの本を参考にアレンジしています。
私の大雑把アレンジではなく、もっと丁寧に作りたいかたはこちら。
ベルギーで新鮮卵を食べる
日本では生卵を食べるのはふつうですが、海外ではなかなか食べないですよね?
ベルギーも然り。サルモネラ菌の巣窟だから食べてはいけないと誰もが知っていると思います。
日本食材店に行けば生で食べられる卵を特別に売っていたりもしますが、お値段が張ってしまうのでなかなか手を出せないのではないでしょうか。
ところが先日フランス語教室のベルギー人の先生が、
「私はスーパーの卵、生で食べますよ。だってマヨネーズ作るときは生卵で作るでしょ?卵かけごはんだって大好きでよく食べますよ」
とおっしゃっていて、驚き!!!
それでお腹を壊したことは一度もないんだそう。
私はドイツにいたときを含めずーっと、マルシェで買う超新鮮卵を半熟くらいで食べることはあったにしても、完全に生で食べたことはありません。
でもベルギー人の先生がそう言うんだから、多少は平気だったり、するのかも……?
というわけで、完全生は少し勇気がいるけれど、今回のカルボナーラは火を通しすぎずに比較的とろとろの状態で作ってみることに。
とはいえ使う卵は事前にしっかり熱めのお湯で水洗いして、汚れを落として使用しました。
(ベルギーの卵は鳥の羽やフンがついていることもザラなので以前から水で洗っていましたが、今回は特に念入りにお湯洗いしました)
結果、美味しくいただけたし、今のところおなかも問題ないので無事だったようです✨
*卵の食べ方については自己責任でお願いします。
余談ですが、ベルギーでパック詰めされた卵を買うときは必ずパックを開けて、パック内の卵が割れていたり数が欠けていたりしないかを自分の目で確かめる必要があります。ドイツでもそうだったのでベルギーに来た当初も周りの様子をうかがっていたのですが、やはりみんなパカっと開けて確認していました。
日本では透明パックが多いので一目でわかりますが、こちらは紙パックが主流なので中身が見えないし、割れたり欠けたりしている確率も結構高いので注意が必要です。(先日は確認したにもかかわらず1つ割れていて悲しい思いをしました…)
また、同じブランド・シリーズの卵でも、パックごとに鮮度や品質にかなり差があるように思います。ただし、同じパック内だと品質が一定のことが多い気がします。
例えば12個パックを買ったとして、最初に使った卵がぷりぷり新鮮卵だと残りの11個も新鮮卵。逆に白身サラサラで黄身もぺたんとした卵だと、残りもあまり期待できません。
なので卵が主役!のカルボナーラやプリンを作りたいときは、パックの最初に新鮮卵が出たときを狙って作るのをおすすめします。
今回使った卵は比較的新鮮で良い卵でした。
たまに白に近い色の黄身が出てくることがあるけれど、日本人的感覚からするとあまり食欲そそられないのでハズレだなぁと思ってしまいます。