オプウェイク 年に1度の馬のお祭
Bonjour!ソフィです。
遡って6月26日、夫の同僚の地元で馬のお祭があるよと誘いを受け、馬大好きな私はお祭の詳細もよくわからないままに嬉々として出かけてきました🐴
向かったのはOpwijk(オプウェイク)という小さな町。ブリュッセルの北西にあります。
ここでは毎年6月にPaardenprocessie(ホースプロセッション、馬行列)が行われ、今年で122年、120回目(おそらくコロナで2回中止?)という歴史があるそうです。
このホースプロセッションはカトリックのお祭で、聖パウロの生涯と奇跡を描いているんだとか。オプウェイクの地図を見ると町役場の隣に聖パウロ教会があるので、聖パウロに何らかのゆかりのある地なのかもしれません。
そしてこのお祭で登場する馬はベルギー固有種だそうで、ふだん目にする馬よりもガタイが良く毛むくじゃら!
この馬だけ見てると、たしかに毛は多いけど言うほど大きさは感じないかも?と思いましたが、途中で2頭だけサラブレッドが出てきたらそのスリムさに驚愕!脚折れちゃうんじゃないかと思った…😂
調べてみると、この馬はその名もベルジャン(Belgian)というそうで、ベルギーの中でもブラバント地方原産のためブラバントとも呼ばれているらしいです。
ヤギの群れが通っていったり
聖パウロの生涯、ということで小芝居をしている一団もあったり
ブラスバンドが通ったり。
ちなみに出場者は町民のボランティアや学校などから募るそうです。
地元に根付いた夏祭りといった感じで、それこそアジア人は私たち2人以外誰も見かけませんでしたが、ローカルなベルギー文化を楽しめてとてもおもしろかったです。