ピエールマルコリーニのバレンタインケーキと、星の王子さま
Bonjour!今日は2月14日、バレンタインデーですね。
先日の土曜日に夫とPorte de Halに出かけた帰りにGalerie Saint-Hubert(ギャルリーサンチュベール)に寄ったのですが、さすがベルギーのチョコレート屋さんが集まっているだけあって、バレンタインへ向けた熱気がすごかったです。
ノイハウス
マリー
レオニダス……!
そこかしこがハートだらけでうきうきモード満載。
その中で私が気になってしまったのがこちら。
ピエールマルコリーニのお店の外に広告が出ていて、一目惚れ……というか、これはなんぞやと思いお店の中へ。なかなか見つけられなかったんだけど、唯一ショーウィンドウに飾ってありました。やはり他の人も気になるようで、このケーキの前だけ軽く行列が!笑
ただショーウィンドウの見本と広告の写真はちょっと雰囲気が違うような……?写真では白い部分にホワイトチョコパウダーがかかっていそうなふわふわ感があるのに、ショーウィンドウのケーキはつるんとしてる。え、どっちが本物??
でもこのケーキ、ピエールマルコリーニの生ケーキだというのにお値段15ユーロ。夫からも「15ユーロなら意外とリーズナブルだしいいんじゃない?」とお墨付きをもらったので、多少の「?」はあったけど購入してきました✨完全に衝動買い。
そのあとはギャルリーサンチュベールに来た目的だった、世界一美しい本屋さんTropismes(トロピスム)に。
古い建物で、天井や柱の装飾が金をベースとしていてあたたかみのある雰囲気です。
お店はだいぶコンパクトだけど、必要最低限は揃いそうな品揃え。
ちなみに“世界一美しい本屋さん”は世界各地にあるようで、私は以前ブエノスアイレスの世界一美しい本屋さんに行ったことがあるのですが、美しさの迫力としてはそちらのほうがすごかったなと思います。その辺りは好みの問題かも。
あとトロピスムは世界一美しく撮る“角度”がある気がしました。私のは失敗例💦撮るなら2階から撮ったほうが良さそうです。
さて、私のこの日の目的は、フランス語版の星の王子さまを買うこと。
まだドイツ1年目くらいだったときにもドイツ語版の星の王子さまを買って、ある意味そのころの思い出として今でも大事に持っています。せっかくフランス語を勉強しているのだから、まだ本を読めるほどではないけど原作フランス語版も欲しい!と思ったのでした。
トロピスムにはフランス語版、オランダ語版、英語版の3種類が置いてあり、中でもフランス語版は装丁がかわいい!そして他の2言語よりちょっぴり安い!
いつか読めるようになるといいな。
うちには以前箱根の星の王子さまミュージアムで買ったゾウ&ウワバミとキツネの置き物があるので、だんだん星の王子さまグッズが増えてきました。
……ここまで星の王子さまファンを気取っておいてアレなんですが、実は私まだ星の王子さまを読んだことがなくて、ストーリーも知りません。ドイツ語版も買って満足して一度も読んでいないという…。
フランス語版もそうならないよう、たまに開いて眺めてみようと思います。
さてさて、ケーキのことをお忘れではないですか?
家に帰ってきてから開けてみました。
やっぱりふわふわ感なし!ショーウィンドウが正解でした。広告詐欺!笑
その代わりホワイトチョコフレークがついています。
中身はこんな感じ。あまり美しくなくてすみません。
外はパリパリのホワイトチョコレート&ホワイトチョコレートクリーム、中はバニラヨーグルトムース、フランボワーズソース、キャラメリゼされたゴマ。
正直、めっちゃ甘そう…と思っていたのですが、バニラムースがさっぱりしていて、フワンボワーズソースの酸味とホワイトチョコの甘味とのバランスが絶妙で感動レベルのおいしさ!ゴマのサクサク感もアクセントになっていい味出してました。
直径10センチくらいで小さめとはいえホールケーキなので2、3日に分けて食べるつもりだったのが、2人で一気に完食!ピエールマルコリーニの生ケーキが15ユーロなら高コスパ!と思っていたけど、1回のデザートで15ユーロとなると一気に低コスパに😂でもおいしかったから良しとします。
来年のバレンタインもまた同じの出してくれたらいいのにな〜。