SOPHIE in BRUSSELS🇧🇪 ソフィぶら

ソフィのブリュッセルぶらぶら日記

マーストリヒト日帰り観光 その①

Bonjour!ソフィです。

ベルギーは23日の月曜日から公共交通機関でのマスク着用義務が解除となり、マスクが必要となるのは医療機関のみとなりました。つまり通常の生活を送る上ではもうマスクを持ち歩かなくても良いということ。正直、月曜日以前もマスクをせずにバスやメトロに乗る人はそれはもう大量にいましたが、今週に入ってからマスク派は完全に少数派となりました。

でも私はてっきり義務解除となったらマスクをする人は皆無だろうなと思っていましたが、少数ながらまだマスクをつけている人がいるのは意外でした。そしてこれは偶然かもしれませんが、今週飛行機に乗ったらビジネスクラスの人はほとんどマスクをつけているのに対してエコノミークラスはほぼマスクなし(この航空会社は機内マスク義務なしの会社です)。意識の違いが収入の違いにも表れるのか……?笑

とはいえ最近はコロナよりもモンキーポックのほうがすっかりホットな話題になりつつあり、今後どの程度広がっていくのか心配なところです。

 

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前置きが長くなりましたが、本日の本題。

先日、オランダのマーストリヒトまで車で日帰り旅行に行ってきました。

ブリュッセルからだと車で東に1時間半くらい。電車だとリエージュ乗り継ぎとなり、2時間前後で行くことができます。

 

リンブルフ州庁舎

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まず向かったのは、1991年にEUの創設が決まりマーストリヒト条約が調印されたリンブルフ州庁舎。平日だと中に入ることもできるそうですが、この日は土曜日だったので外から見学しました。

広大なマース川のほとりにあり、30年以上前からずっとこの姿とは思えないほど近代的なデザインに見えました。

川の上に庁舎があるあたり、マース川がどれだけマーストリヒトの人たちの生活の中心にあるのかを表しているようで興味深かったです。庁舎の横はプロムナードになっていて、休日ということもあってランニングしたりお散歩したりする地元の人もたくさんいました。


洞窟探検ツアー(シントピーテルスベルグ Sint Pietersberg)

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次に向かったのはマーストリヒトの南にあるシントピーテルスベルグ。ここはもともとは地下の建築石材の切り出し場で、その後は戦争の際の防空壕にもなったという巨大な地下通路が張り巡らされている場所です。巨大なのでエリアごとに5つほどのツアーに分かれていますが、私たちは一番ポピュラーそうだったNorth Cavesのツアーに参加しました。(週末だとツアーの種類も回数も増えるようです)

チケットは現地でも買えますが、定員いっぱいになってしまう可能性もあるのでオンラインで事前に買うと良いと思います。実際私たちのツアーは35人定員で35人参加でした。

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集合時間になると、担当のガイドさんが迎えに来てくれます。私たちのガイドはマットさん。ベテランガイドさんのようで参加している子どもたちを巻き込みながら笑いを交えてガイドを進めてくれるし、英語もわかりやすく、1時間の洞窟探検中まったく飽きることがありませんでした。

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これがこの地下通路の地図だそうです。黒い線一本一本が通路。巨大!でも地図は未完のままだそうで、この地図のとおりに行こうとしたら迷ってしまうんだとか。

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これらの絵は100年以上前、この石切り場で働いていた人たちが木炭で描いたものだそうです。風雨にさらされないからとても綺麗に残っているけど、木炭だから手で触ると簡単に消えてしまうので絶対に触らないでとのこと。


ツアー中はガイドさんのランプがなければ基本真っ暗なので、閉所恐怖症や暗所恐怖症のかたはご注意ください。途中ランプを消して壁伝いに50メートルほど歩くアクティビティがあるのですが、大丈夫とはわかっているもののなかなかにスリリングでした。

マーストリヒトの歴史を勉強しながらアドベンチャー気分が味わえる、とっても充実した体験となりました。

 

次回はマーストリヒト市内の観光について書いていこうと思います。

 

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